帰省の旅

帰省の旅

父の法要のため神奈川に帰省した。
一週間の旅になった。

帰省の旅

今回は父の3回忌のための帰省だった。
行きは大阪までフェリーを使い名古屋のタルト屋と沼津の深海水族館に寄ってきた。
台風が九州に上陸するというニュースが背中を押しているようだった。

 

そして到着した次の日が法事、近くの三井寺での法要だった。
ひたひたと雨が降る中兄弟甥や姪が集まり、甥孫もおりにぎやかな時間でもあった。
妹が帰りの車に同乗して岡山まで着いてくるとか来ないとか、そういう話があったが台風が来ていて新幹線が止まるという事で断念した。

 

法事のあと、ヨガの生徒だった人の主人が亡くなったというのでお参りに行ってきた。
家族ぐるみの付き合いで、昔北海道を旅したこともあった。
九州に自分が引っ越してきてからは数回しかあったことなかったが、生徒さんだった方とはインドにも一緒に行ったことがあった。
そのご主人の人生も波乱万丈な生き方で、トラックを改造してユーラシア大陸を横断したりサハラ砂漠をトラックで旅をしたりとしたにもかかわらず、最後はバイクで壁に激突してリハビリの途中で亡くなった。
72歳。

 

次の日は埼玉に住む叔母の家に行き、いとこ達とも会ってきた。
叔母も90歳近く会える時にあっておかないと、という感じだった。
いとこ達は自分より歳が上でもう働いていないのか立派なおなかをしていた。
全然無口だったいとこは嘘のように話すようになって、大病も患っていて、どうなんだろう。
また、帰る時があったら会いに行ってみようと思う。

 

その叔母の家の近くに友人が住んでいて、その友人にも会いに行った。
彼はベジタリアンになっていて、添加物も一切とらない生活を送っていた。
タクシーの運転手をしていて、働きたい時に働くという独身ならではの優雅な暮らしをしていた。
かと思えば、猫3匹と暮らしており、部屋汚くゴミ屋敷になりつつあった。
自分がいるときも小さなゴキブリはチョロチョロするは、何かの糞のようなものは転がっているは、とても汚い部屋だった。
それでも彼は幸せそうだった。

 

その日の夜家で休んでいると、自分のSNSをみて電話をかけてきてくれた友人がいた。
ガンになったみたいで先輩の自分の意見を聞きたいという話だった。
中学時代から友達のその友人は、大きな会社を辞め小さな会社に移ったらしく、仕事が忙しくなったようだった。
何が原因でガンになるのかは分からないが、この添加物やら危険な食べ物があふれ、ストレスを多く抱えていれば誰でもガンになるリスクはあるだろう。
周りを見るとガンと脳梗塞が多いような気がする。

 

日、月、火と神奈川にいて水曜日に息子が住んでいる山梨へ行った。
台風が行った後なので富士山がきれいに見れるかなぁと思ったのだが、生憎見ることはできなかった。
息子と甲府の武田神社と昇仙峡を見て回ったが、時間も遅くゆっくり見て回ることはできなかった。
山梨には義理の姉が住んでおり、そこに息子もお世話になって大学に通っていた。

 

そこから一路岐阜へ
岐阜のヨガ仲間の道場を訪ねて遊びに寄らしてもらった。
岐阜は初めてで何もかも新鮮だった。
そしてその後いつも寄る三重のお寺に寄って帰ってきた。

 

観光をもっとする予定だったが、観光は水族館だけ。
人と会う旅になってしまった。

 

みんなそれぞれの場所でみんな幸せに暮らしていた。
そんなことを実感できる旅だった。
高速道路の渋滞がなければもっとスムーズに旅ができたのだが、リフレッシュ工事と称してあちこちで渋滞を作っていた。